カジノで見せる黄金の国ジパング戦法

カジノに行くのが私の趣味なのですが、醍醐味と言えばなんといってもテキサスホールデムです。ポーカーの中でも心理戦的な要素が多く、人間観察が好きな私には絶好の狩り場といってもよいでしょう。基本戦術は教本通りの手が悪い時は素直に下りるという戦術なのですが、私には心理戦でのとっておきの戦術があります。かつて日本は欧米列強に「黄金の国ジパング」として知られていましたが、今日、私のとっておきの方法を使うことによってその事実を再認識させてやるのです。カジノの中でもテキサスホールデムの場は、その優勝賞金の額の大きさからか、何とも言えない空気が漂います。私は試合当日はあえて擦り切れたスーツを着ていきます。プレイヤーの中には女を侍らせて威圧するヤツもいますが、関係ありません。基本戦術で下り続けると、手持ちのコインは目減りしていきます。相手がこの小汚い男を見下した瞬間に、私は一番大きい額のコインを大量に引き換えて再び参戦するのです。きっと彼らの目には黄金の国ジパングの虚像が見え、得体の知れない恐怖を感じていることでしょう。